ハーブはもともと世界各地に生えていた野生種を、人々の暮らしに役立てるため改良を加え広まったものがほとんどです。
育てる上では、そのハーブがどのような環境のもとで育てられてきたハーブなのか、を知ることが重要になります。
例えば地中海沿岸に生息していたハーブ。代表的なオリーブなどは夏は涼しく、降水量も少なく乾燥した場所を好みます。
ラベンダーやローズマリー、セージ、カモミール、オレガノなどもこの地中海タイプのハーブの仲間です。
太陽の光を受けて 輝くハーブのアムレット
このほか、偏西風などの影響で夏は涼しく湿度は高い気候特性を持つヨーロッパ中緯度タイプには、ルバーブやホップなどがあります。
東南アジアや中米ではスコールが降るなど一年の雨量が多く、平均気温も高い特徴があります。このような地域で育つバジルやレモングラス、ジャスミンなどのようなハーブは日本の高温多湿には強いですが、冬の寒さに弱いという特徴があります。
ローズマリーやカモミールは地中海産 日本のサンショウも
ハーブ原産地の気候をよく理解したうえで、育てることが上手にハーブを育てるコツです。それぞれの環境特性を理解すると、おいしく、香の良い、形も素敵なハーブが育ちます。
地中海地方のハーブは太陽の光とよく合う!!。