世界中の人に愛されているラベンダー。その甘い香りがアロマテラピーやお香など多くの人に親しまれています。
気候や風土に合わせて多くの品種を持つラベンダー。
涼しい場所を好むイングリッシュ系のアングスティフォリアやラティフォリアなどがあります。ほかにも花穂(かすい)の先にひらひらの苞葉(ほうよう)があるフレンチ系、レースのようなプテロストエカス系などがあります。
北海道で開発された品種など、最もメジャーなのはイングリッシュ系ですが、最近は家庭の花壇などでもフレンチ系ラベンダーを目にすることが多くなっています。
赤紫の花穂の先にひらひろとしたウサギの耳のような薄いピンク色の苞葉があるのがフレンチ系ラベンダーのストエカスです。
暑さに比較的強く、日本でも育てやすいラベンダーです。原産地は地中海沿岸で、古くから薬用や化粧品としも利用されてきたという歴史を持つラベンダーです。
ほかのラベンダーと違うのはやはり可愛い苞葉。そしてピンク色の華やかな見た目ではないでしょうか。香りはそんなに強くはないですが、甘さの中にも深みおある香りが特徴的です。