バジルがおいしい季節です。4月に種をまいたバジルも収穫期を迎えました。
イタリアでは「バジリコ」と呼ばれ、パスタソースにも使われます。
フレッシュバジルが手に入ったらぜひ試してみてほしいのがバジルとトマトサラダです。フレッシュバジルは普通にスーパーで売られていることも多いハーブです。育てやすく、トマトと一緒に植えておくことで混植し、トマトを虫害から守る効果もある、相性の良いコンビなんです。
西賀茂ハーブのある京都の西賀茂地域は賀茂ナスやトマト、キュウリなど野菜がとってもおいしい地域です。野菜の自動販売機もあり、獲れたてトマトやキュウリ、玉ねぎやナスなど季節のお野菜が買えるとってもいいところです。
今回はそんな賀茂地域のみずみずしい新鮮なトマトと西賀茂ハーブのスイートバジルを使ったトマトサラダを作りました。
作り方はとっても簡単。トマトを切って手でちぎったバジルを乗せます。そこにオリーブオイルとコショウをかければ完成。味のアクセントにチーズを入れるのもいいですね。今回は簡単に市販の粉チーズをかけます。(自家製オリーブオイルの作り方は→https://nishigamo-herbs.shop/2020/06/17/%e7%b0%a1%e5%8d%98%ef%bc%81%e8%87%aa%e5%ae%b6%e8%a3%bd%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%96%e3%82%aa%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%81%a7%e3%83%af%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%af%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97/)
一口ほおばるとフレッシュバジルの香りがふわっと漂い、味の濃いトマトの甘みや酸味がより一層引き立ちます。チーズも塩気があって味をさらに豊かにしてくれます。「こんなに簡単なのにこんなにおいしくなる!」それがハーブの魔法であり、魅力だと思います。
バジルは変色しやすく、金気を嫌うため手でちぎるのがポイント。乾燥保存などもできますが、風味が損なわれないうちに生でフレッシュな状態を味わうのが一番。これからの季節、スッキリさわやかに食べられる一品としてテーブルに彩りを与えること間違いなしです。