レモングラスでエスニックなおうちごはん(鶏飯編)

レモングラスというハーブをご存じでしょうか?

レモングラスはインドを原産地とするイネ科のハーブです。別名レモンガヤとも呼ばれ、非耐寒性の多年草の熱帯性植物です。なので日本では、沖縄などを除いて花を見ることはほぼなく、カヤやススキのような、細長くすっと伸びたイネ科特有の葉が茂っているのが特徴です。

葉を収穫すると、その切り口からはレモンの香りが漂い、たまに香りに引き寄せられたアゲハチョウがレモンと間違えたのか、ひらひらと飛んでくる面白い光景あみられます。葉をもむことでもレモンの香りがする不思議なハーブです。

根元から15㎝ほど残して収穫するとまた収穫することができてます。大量に収穫できるのでクラフト制作の場面ではリースづくりに使われるなど、便利なハーブ。見た目からはちょっと想像できないレモンの香りが面白く、料理やクラフトに重宝する不思議はハーブなんです。

また、レモングラスはエスニック料理に欠かせないハーブでトムヤンクンなどのスープ料理に使われたりもします。酸味のあるさわやかな香りが肉や魚の臭みを消してくれる効果があり、ティーだけでなく本格的な料理にも活躍してくれます。

今回はこのレモングラスを使って簡単エスニック鳥飯の作り方をご紹介したいと思います。

材料は、お米、鶏もも肉、レモングラス、塩、コショウ、ニンニク、ごま油です。

①まず、レモングラスを収穫し、15㎝ほどの流さに揃えます。

②炊飯器に研いだお米と分量の水を入れます。

③上から鳥のもも肉1枚を乗せ、塩、コショウを少々ふります。

④その上に先ほど①で切ったレモングラスをたっぷり(5本分くらい)かぶせます。

⑤最後にお好みでニンニクを2片ほといれます。(なくても大丈夫)

⑥あとは炊飯器をセットして炊けるのを待つだけです。

炊き上がりました!!おいしそう

とっても簡単ですね。
炊飯器に入れておくだけ!!なのに、本格アジアンテイストの鳥飯が出来上がります。待っている間、炊飯器からは、蒸気とともに酸味と鶏肉の香りが漂いとても食欲をそそります。

⑦炊き上がったらよく混ぜて鶏肉をほぐします。

⑧器によそい、塩コショウで味を調えた後、ごま油を小さじ1杯程度ふりかけます。

あっという間に完成です。レモンのようだけれど、ちょっと深みのある酸味が鶏肉の臭みを消してくれるので、鶏肉の下処理をしなくてもちょうどいい味に落ち着きます。

時間がないときや、気軽にエスニック料理を食べたいとき、炊飯器にお任せでもレモングラスが上手に味を変化させてくれます。


おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。