夏の暑さも過ぎ去り、日中は日差しが暖かいものの、朝晩めっきり涼しくなりました。気候の変化に合わせて変わってくるのが、晩御飯のラインナップです。夏の間は、消化吸収しやすくさっぱりしたものが食べたくなりますが、秋冬は暖かく心も体も温めてくれる料理を身体が欲します。

そこで!!手軽で簡単、おいしくて野菜もとれるヘルシー、お財布にも優しいメニューが「ポトフです」。ジャガイモやニンジン、玉ねぎやキャベツ、セロリなどの野菜、ベーコンやソーセージなどのお肉を煮込んで食べるあの料理です。マスタードを絡めて食べれば大人の味に。子どもから大人まで幅広く好まれ、作り置きもできちゃうとっても便利なレシピです。

ポトフは何といっても、具材のおいしさを引き立てやわらかくするスープが命です。市販のポトフのもとを使っても割と美味しくできますが、スープを手作りする場合に入れておきたいのが「ブーケガルニ」です。

「ブーケガルニ」って何?聞きなじみのない名前かもしれませんが、ざっくり簡単に言うと、「数種類のハーブをブーケのように束ねてタコ糸で縛ったもの」です。スープや煮込み料理に使われ、一緒に煮込むことでハーブの香りがスープに移ります。ブーケのように縛ってひとまとめにしているので、味や香りがある程度出たら、取り出しやすくて便利に使えます。ポトフは普通に作ると結構のっぺりとした、平凡な味に落ち着きがち。でも「ブーケガルニ」があることでポトフの味わいに深みが出ます。

オシャレに言えば「ブーケガルニ」ですが、所詮は先ほども書いたように「ハーブを束ねてタコ糸で縛ったもの」なのでフレッシュハーブさえ手に入れられれば誰でも簡単に手作りできます。作り方はとっても簡単なので、ポイントは「料理に合わせたハーブを選ぶということ」しかありません。

左からフェンネル、ローズマリー、イタリアンパセリ、オレガノ、タイム

材料のハーブとしては、イタリアンパセリやタイム、セージ、スープセロリなどが一般的ですが、肉料理の場合はローズマリーを足したり、魚料理のときにはディルを加えるなど、料理に合わせた組み合わせを考えることが大事です。

どのハーブを入れればどんな味になるかは「やってみるしかありません」。ワインのテイスティングのように、食べてみることでそれぞれのハーブが持つ味わいや香りを覚えることができます。例えばセージはフレッシュで食べるとピリッと辛みがありますが、火を加えることで甘みが出るという具合に、ハーブの状態や使い方によっても味が変わってきます。そこがハーブの面白みでもあるんです。

今回はポトフなので、ソーセージやベーコン、鶏の手羽元を入れるので、ローズマリーを足しました。魚料理に合うフェンネルですが、今回はオレガノも一緒にブーケにしました。乾燥ローリエだけは市販のものを使います。

あとはタコ糸でぐるぐる縛るだけ。香りが適度にスープに移り、苦みの出ない程度でブーケガルニを取り出してください。取り出す際にハーブがばらばらにならないよう、タコ糸で下から上へぐるぐる巻きにするのが大事です!

タコ糸で縛るとこんな感じです。あとは野菜や肉を煮込むお鍋に「ブーケガルニ」を入れるだけ。どんな味になるか、出来上がりが楽しみです。


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