魚料理に相性ピッタリ。秋鮭をフェンネルのタルタルソースでいただきます。

見た目も味も香りもそれぞれに異なるハーブ。一口にハーブと言っても、千差万別の個性がハーブの魅力でもあります。「肉料理に合うハーブ」、「魚料理に合うハーブ」など、料理との相性もそれぞれ異なります。

それぞれ個性の溢れるハーブたち。

例えば、ローズマリーは肉料理に合うハーブとして知られ、肉の臭み消しに使われます。
そして、今回の主役のハーブ「フェンネル」は、「魚料理のハーブ」と呼ばれるほど、魚料理との相性は抜群です。

フェンネルはセリ科の多年草で、地中海沿岸から西アジアを原産とします。草丈2mにもなる大型のハーブで、葉・茎・種子すべてを利用することができます。

なぜ、フェンネルが「魚料理のハーブ」と言われるか?それは、フェンネルの持つ甘くてスパイシーな香りに、魚特有のの生臭い感じや脂っぽさを消してくれる効果があるからだといわれています。フランスの魚料理「ブイヤベース」や香草焼きなど幅広く利用されているのはそのためです。まさに「魚のためのハーブ」ですね。

この、臭み消しにもなる独特とフェンネルの香りはアニス(2千年以上前から利用されている甘い香りもを持つハーブ)に似てます。これは両方とも、「アネトール」という香りの成分に由来します。

魚の臭みがどうしても苦手という人は一度「フェンネルソース」で食べるといいかもしれません。秋は脂がのって、鮭などの魚が美味しい季節です。

今回はお手軽にフェンネルが楽しめるように、フェンネルのタルタルソースを、こんがり焼いた鮭皮と、カリッと揚げたフライに合わせて食べてみました。

フェンネルタルタルソースの作り方は↓のように、フェンネルを細かく刻んでタマゴとマヨネーズで作ったタルタルソースに入れるだけです。はちみつを加えるとちょっと甘めの味が楽しめます。鮭皮は魚の臭みが強いですが、レモンをちょっとしぼってフェンネルタルタルソースと味わうと、香ばしくてスッキリさわやかな味を楽しむことができます。


サラダやリキュールなどにも使えてとっても便利なハーブで、日当たりが良ければ場所を選ばず大きく育つ「フェンネル」。一鉢あるとキッチンで大いに役立つこと間違いなしです。


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