安くて簡単なのに「映える」ローズマリー風味のジャガイモソテー

「それを入れるだけで、いつもの料理がちょっと贅沢になる」。

そんな魔法のような食材がハーブです。例えば、ポテトのソテー。「肉料理に合うハーブ」として知られる「ローズマリー」を加えるだけで、彩りも味もワンランクアップした「ローズマリー風味のポテトソテー」に大変身を遂げちゃいます。

ローズマリーは、タンニンや苦味質、ロスマリン酸などを成分に含みます。さわやかな香りには、リラックス効果やリフレッシュ効果があるとされるハーブです。料理に使う際には、臭みの強い肉料理や川魚料理などを調理する場合に、食材が持つ特有の臭みを消してくれる役割を果たします。

ジャガイモのソテーを作る際、ジャガイモだけでもそれはそれで美味しいんですが、平凡でちょっとしまりのない味や香りになりがちです。
「もう一工夫ほしい」という時、ローズマリーの風味を足すことで、味に変化が生まれ、ワインにも合う、子どもから大人までが満足する味になるんです。

ではでは、「ローズマリー風味のジャガイモソテー」のレシピをご紹介したいと思います。調理はとっても簡単。ジャガイモは価格もお安く、家計の味方にもなりますね。

材料はジャガイモ、ソーセージ(ベーコンでも可)、ローズマリー、ニンニクです。

下準備・・ジャガイモを一口大に切って下茹でします。さらにニンニクをスライスしておきましょう。ソーセージも食べやすい大きさに切ります。

①まず、フライパンにオリーブオイルをしきます(なければサラダ油でもOK)

②フライパンに火をつける前に、ニンニクをスライスしたものを入れます。

③火をつけて(中火くらい)、ニンニクの香りが油に移り、ニンニクの色が少しキツネ色になったら、ニンニクを取り出します。

④取り出したオリーブオイルに今度は、ローズマリーを入れます。ローズマリーがパリパリになったら(ちょっと揚がった感じ)、ローズマリーも取り出します。※ローズマリーとニンニクの香りがオリーブオイルに移った状態です。

⑤そこに一口大に切ったジャガイモを入れていきます。(水気を吹いておかないと油が飛び散ってちょっとびっくりします)

⑥ジャガイモは、動かさず表面を焼き付けていく感じで焼いていきます。一面が焼けたら転がしてまた別の面を焼き付けてまんべんなく若干の焦げ目がつくようにします。(揚げ焼きといったらわかりやすいでしょうか)

⑧ここでソーセージも入れて一緒にソテーします。

⑦最後に塩コショウで味を調え、ソテーが完了する直前にニンニクをフライパンに戻します。

⑧いい感じに火が通ったら、お皿に盛ります。

⑨そして、ここで見栄えよく、ちょっと揚がったローズマリーを飾って出来上がりです。

西賀茂ハーブオリジナルハーブ図鑑よりローズマリー

色合いといい、味といい、ジャガイモとソーセージだけでは出ない深みと贅沢感が出てきます。

もりもり食べられて美味しいジャガイモ(余談ですが、ジャガイモは根っこではなく地下茎なんですって)を贅沢に味わいましょう!


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