西賀茂ハーブ図鑑【ベルガモット編】

京都市の北、西賀茂に位置する西賀茂ハーブ。冬は気温も低くなり、雪も降り積もる地域ですが、今年もたくさんのハーブが無事に冬越しし、元気な姿を見せてくれています。

暖かな陽光に照らされてキラキラと輝くハーブたち。なかでも、生命力あふれ元気にぐんぐん成長を見せてくれているのがベルガモットの仲間「ワイルドベルガモット」です。

ワイルドベルガモットは北アメリカに分布する多年草です。シソ科に属しヤグルマハッカとも呼ばれます。その仲間には「ワイルドベルガモット」のほかにレモンのような香りが特徴の一年草「レモンベルガモット」があります。

清涼感のあるレモンのような香りが特徴で、草丈や約1メートルほどにもなります。7から9月ごろにはピンク色や淡い紫色の花を咲かせます。そのスッキリとした風味からハーブティー、お風呂に入れたり、ポプリなどにも用いられるハーブです。リラックス効果や消化促進効果があるとされていて、さまざまな場面で重宝されています。

レモンのような爽快感のある香りが特徴

西賀茂ハーブでは、冬の間も特別な手入れをすることなく、底冷えと言われる京都の冬を越してくれました。耐寒温度は5度とされていますが、丈夫で育てやすく、鼻を楽しむことのできるハーブです。

種子ならばちょうど春ごろに撒くのがよいので、暖かな春の日、ワイルドベルガモットを育て始めてみてはいかがでしょうか?


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