フェンネルを刻んでゆで卵とあえたレシピ。言うなれば「フェンネルタマゴ」です。
サンドイッチの具材にもなるし、レタスやトマトのサラダと一緒に食べても美味しい。そんな「フェンネルタマゴ」をおいしくするにはちょっとした味付けのコツがあります。
フェンネルはちょっと甘味と甘い香りのあるハーブでもあります。
魚料理によく合うハーブとしても知られています。そんなフェンネルは実はタルタルソースに使われることも多いハーブです。
ただ、卵を使ったタルタルソースとフェンネルを合わせるのはちょっとしたコツがいります。
それは甘い香りを持つフェンネルを上手にマヨネーズの味になじませることです。マヨネーズの酸味や辛みと調和させながらフェンネルの甘味とマッチさせるには、隠し味が必要になってきます。
その隠し味となってくれるのが、コンデンスミルクとバルサミコ酢です。コンデンスミルクの甘みとまろやかさ、バルサミコ酢の甘い酸味が卵のくさみをとり、マヨネーズの味を抑えて、フェンネルとの絶妙なハーモニーを生み出してくれるんです。いわば仲人のような存在が、コンデンスミルクとバルサミコ酢です。
フェンネルタマゴの作り方はとっても簡単です。
①まずゆで卵を作ります。
②フェンネルを刻みます。
③ゆで卵を、手でつぶします。あまり細かくつぶさないようにするのがコツです。
④マヨネーズを適量入れます。そこにコンデンスミルクを入れて甘さを調節します。
⑤そこに、バルサミコ酢を数滴加え、かき混ぜます。卵の黄身の食感を残したいので、あまり混ぜすぎないようにしましょう。
⑥8割ほど混ざれば、そこに刻んだフェンネルを入れてかき混ぜます。できあがりです。
この「フェンネルタマゴ」は、玉ねぎやパセリを入れてタルタルソースにすることもできます。
そのままで、サンドイッチの具にもなるのでとってもおススメです。
簡単に作れて、いつものタルタルソースや卵の味を、スッキリさわやかにしてくれます。