5月に入り、花壇や鉢植のラベンダーも次々と花を咲かせていることと思います。西賀茂ハーブのラベンダーにも新たな仲間が加わりました。ご紹介は次回に譲るとして、今回は、お手軽ドライラベンダーの作り方をご紹介したいと思います。
ラベンダーのほのかに甘く深みのあるスパイシーな香りは、古くからアロマセラピーやポプリなどのクラフトとしても人々に親しまれています。
その香りには、ストレスを緩和し、緊張をほぐすとともに不安や不眠にも効果があるとされ、リラックスしたいとき、ぐっすり眠りたい時などに活用されます。
この自然由来のやさしい香を長く楽しむために・・挑戦してみたいのが、ドライラベンダーづくりです。難しいことはありません。というより、とっても簡単です。だれでも、気軽に、短時間で植物が咲いていた時の姿ををそのまま残し、香りを楽しむことができる方法です。
まず、ラベンダーを用意します。形を整えるために少し下の葉っぱを取り除きます。あとは麻ひもなどで茎を束ねて、風通しの良い日陰にさかさまに吊るしておくだけ。2週間ほどすると、ドライラベンダーの出来上がり。
イングリッシュラベンダーを使って 10日後
ポイントは満開になるちょっと前、7分咲き位のときに収穫、乾燥させることです。そうすることで、香りのよいドライラベンダーになります。
また、さかさまに吊るすことで茎が曲がらず、ピンと伸びたドライラベンダーを完成させられます。
玄関脇に、おうちの中に、または簡単にラッピングを施してgiftにしても喜ばれます。ラベンダーには虫害を防ぐ効果もあるので、しおりに加工してもいいかもしれません。
フレンチラベンダー 花束に
一斉に開花するラベンダー。収穫、乾燥し、保存することで開花期を過ぎても1年中ラベンダーの素敵な香りを楽しむことができます。
冬の寒い時期にもラベンダーの開花を思いながらほっこりした気分で過ごすこともできますね。